はじめに|「数字は気にしていない」という言葉に、引っかかる理由
音声配信を続けていると、
よく聞く言葉があります。
「数字は気にしていないです」
「称号とか、あまり興味なくて」
「楽しく話せればそれでいいと思ってます」
この考え方自体は、
決して間違いではありません。
他人と比べすぎない。
数字に振り回されない。
自分のペースを大切にする。
とても健全です。
でも、
配信を長く続けていく中で、
僕は少しずつ違和感を覚えるようになりました。
この話し合いが出来ていない配信は、
本当に「ただ話しているだけの場所」になってしまうのではないか。
今日は、その違和感を言葉にしてみます。
「数字に囚われない」は、成熟でもあり、逃げでもある
まず、はっきりさせておきたいことがあります。
「数字に囚われない」という姿勢は、
ある段階までは“成熟”です。
- 評価に一喜一憂しない
- 他人と比べすぎない
- 自分の楽しさを守る
これは、配信を続けるうえで
とても大切な感覚です。
ただし、
同時にこういう側面もあります。
- 伸びなかった理由を考えなくて済む
- 改善点を見なくて済む
- 配信を客観視しなくて済む
成熟と逃げは、
見た目がとても似ています。
称号や数字は「価値」ではなく「共通言語」
ここで、
称号やアクティブ数を
どう捉えるかを整理したいと思います。
称号や数字は、
配信者の価値を決めるものではありません。
配信アプリ内での共通言語です。
- 今どれくらいの規模の配信か
- どれくらい人が集まっているか
- どれくらいアクティブか
これを、
誰にでも分かる形で示してくれる指標。
数字を見ない、という選択は、
「共通言語を使わない」という選択でもあります。
話し合いがない配信は、方向性を失う
配信者とリスナーの間で、
この話が出来ていないと、
配信は少しずつズレていきます。
- なぜイベントに出るのか分からない
- なぜ応援が必要なのか伝わらない
- なぜ人を呼びたいのか共有されない
その結果、
「居心地はいい」
「でも広がらない」
という状態になります。
これは悪ではありません。
ただ、
成長する場所ではなくなる。
アクティブ数は“人気”ではなく“熱量”の指標
特に誤解されやすいのが、
アクティブ数です。
アクティブ数は、
人気の証明ではありません。
今、この配信に
どれくらい集中している人がいるか
を示す指標です。
- 話が届いているか
- 空気が止まっていないか
- 配信が生きているか
これを確認するための、
とても正直な数字。
数字を見ることは、
自分を責めるためではありません。
場の状態を知るためです。
称号は「ご褒美」ではなく「旗」
称号を、
マウントやご褒美として扱うと、
一気に苦しくなります。
僕は、
称号を「旗」だと思っています。
- ここまで来た
- 今はこの位置にいる
- 次はここを目指す
それを、
配信者とリスナーが
同じ方向を見るための目印にする。
称号をどう使うかで、
配信の空気は大きく変わります。
最前の方法は「否定しないこと」
では、
称号や数字に興味がない人に、
どうやってこの話をするか。
最前の方法は、
否定しないことです。
「数字を見ろ」
「称号を取りに行け」
これは、
ほぼ確実に反発されます。
そうではなく、
「数字をどう使うか、一緒に考えたい」
「称号を目標として使えるか話したい」
この言い方が大切。
配信が「場」になる瞬間
配信が、
ただの雑談ではなく
「場」になる瞬間があります。
それは、
- 目標が共有されている
- 応援の意味が言語化されている
- 数字の扱い方が合意されている
とき。
この話し合いが出来ている配信は、
実はとても強い。
配信環境を整えることも「場づくり」
数字や称号の話と同じくらい、
大切なのが配信環境です。
- 声が聞き取りにくい
- ノイズが多い
- 長時間話すと疲れる
これらは、
場の集中力を確実に削ります。
配信初心者〜中級者には、
レビューが多く選びやすい
楽天市場がおすすめです。
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参考にしたブログ・考え方
このテーマを考えるうえで、
以下のような文章や文化論を参考にしています。
- 音声配信に関する考察記事(note公式ブログなど)
- 配信文化・クリエイター論に関する個人ブログ
- 「配信 数字」「称号 配信」などの体験談記事
※検索ワード例
「配信 数字 意味」
「音声配信 称号」
まとめ|囚われなくていい。でも、理解は必要
数字に囚われる必要はありません。
でも、
理解せずに避け続けることは、
配信を止めてしまう。
- 数字は共通言語
- 称号は旗
- アクティブ数は熱量
そう捉えるだけで、
配信は
「ただ話す場所」から
「人が集まる場」へ変わっていきます。
囚われなくていい。
でも、
選択できる状態でいたい。
僕は、そう思っています。
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