音声配信を始めた人から、
本当によく聞く悩みがあります。
「声がこもって聞こえる」
「自分の声なのに、遠く感じる」
「モヤっとしてクリアじゃない」
高いマイクを買ったわけでもないのに、
なぜか音が良くならない。
この記事では、
音声配信者の視点から
「マイク音がこもってしまう理由」と
今すぐできる解決方法を
順番に整理して解説します。
専門知識は不要です。
一つずつ確認すれば、
音は確実に改善します。
結論|こもり音の原因は「マイク」より環境
最初に結論を書きます。
マイク音がこもる原因の8割は、マイクそのものではありません。
多くの場合、
- マイクの位置
- 話し方
- 部屋の環境
- 設定ミス
このどれか、
もしくは複数が重なっています。
こもって聞こえる音とは何か
まず「こもり音」を整理します。
こもっている音の特徴は、
- 高音が弱い
- 声が前に出てこない
- 口の中で話しているように聞こえる
これは、
声の輪郭(特に中高音域)が削られている状態です。
理由①|マイクとの距離が近すぎる/遠すぎる
最も多い原因です。
● 近すぎる場合
- 低音が強調されすぎる
- ボフッとした音になる
● 遠すぎる場合
- 部屋鳴りを拾う
- 声がぼやける
✔ 解決策
- 口から 10〜15cm を目安にする
- マイク正面ではなく、少し斜めに話す
これだけで、
驚くほど改善することがあります。
理由②|マイクの向きが間違っている
意外と多いミスです。
- 側面収音マイクなのに正面に話していない
- 上部収音なのに横から話している
✔ 解決策
- マイクの 正しい収音面を確認する
- ロゴや説明書を一度チェック
向きが合うだけで、
こもりが消えるケースは本当に多いです。
理由③|部屋の反響(部屋鳴り)
マイクは、
声だけでなく空間も録ります。
- 壁が近い
- 何も置いていない部屋
- フローリングのみ
こうした環境では、
声が反射して
こもって聞こえます。
✔ 解決策
- カーテンを閉める
- 服や本がある方向に向かって話す
- マイク背後に布を置く
防音材がなくても、
生活感で十分改善できます。
理由④|ポップガード・風防の使いすぎ
ポップガードやスポンジは便利ですが、
厚すぎると高音を削ります。
結果、
こもった印象になります。
✔ 解決策
- スポンジを一度外して試す
- ポップガードとの距離を取る
「付ける=良い音」ではありません。
理由⑤|声の出し方が原因の場合
マイク以前に、
声そのものが原因なこともあります。
- 口をあまり開けていない
- 小声
- 喉だけで話している
これらは、
どうしてもこもりやすい。
✔ 解決策
- 少しだけ口を開く
- 胸から声を出すイメージ
- 無理に大声は出さない
発声を少し意識するだけで、
音質は変わります。
理由⑥|録音・配信設定の問題
配信ソフトやスマホ設定で、
- ノイズ抑制が強すぎる
- 自動音量調整がON
- イコライザが極端
これもこもりの原因です。
✔ 解決策
- ノイズ抑制を一度OFF
- フラット設定で確認
「便利機能」が
逆効果になることは多いです。
それでもダメなら、機材を見直す
ここまでやっても改善しない場合、
ようやく 機材の話です。
ただし、
高いものを買う必要はありません。
音声配信者におすすめの機材
✔ USBマイク(初心者向け)
私自身、最初はシンプルなUSBマイクを使っていました。
設定が簡単で、
変な加工が入らないものの方が
音はクリアになりやすいです。

✔ マイクアーム
机置きより、
口との距離を一定に保てるため
音が安定します。

✔ ヘッドホン
自分の声をリアルタイムで確認できると、
こもりにすぐ気づけます。

参照したブログ・公式情報
本記事は、以下の情報を参考にしています。
- 各マイクメーカー公式サポートページ
- 音声配信・ポッドキャスト向け解説ブログ
- 配信ソフト公式ヘルプ
- 実際の配信者のトラブル事例
※設定項目や名称は、
使用機材・ソフトにより異なります。
よくある勘違い
最後に、
よくある誤解を書いておきます。
- 高いマイク=良い音 ❌
- 設定盛り盛り=プロ音 ❌
- 防音材必須 ❌
正しい距離・向き・環境
これが一番効きます。
まとめ|音は「引き算」で良くなる
マイク音がこもるときは、
- 距離
- 向き
- 部屋
- 設定
この順番で見直してください。
音声配信の音質は、
才能ではなく 調整です。
今日からでも、
十分に改善できます。
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