064 言葉には"価値"がある!トークだけで100万円を手に入れろ「言葉でお金を手に入れたい。」

Fullcity ポッドキャスト by Beans Base
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064 言葉には"価値"がある!トークだけで100万円を手に入れろ「言葉でお金を手に入れたい。」
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本日の「○○したい。」は「言葉でお金を手に入れたい。」です。

つまり、『言葉の価値』がどれほどの『お金の価値』を生み出すのかを検証した結果のポッドキャストとなります。

「言葉でお金を手に入れたい。」

「言葉でお金を手に入れたい。」

①検証方法

目に見えやすい『お金の価値』を設定する。100万円と設定しました。この設定した目標金額である100万円を『言葉の価値』のみで生み出せることが出来れば、その『言葉の価値』は100万円の価値がある。…となります。『言葉』のみで『お金』を生み出す方法として、営業という手法をとります。営業の仕方は『消極的な営業』というやり方を使います。「お金を下さい!」とか「何か価値あるモノを下さい!」という風に『積極的な営業』は行わないことをルールにします。つまり…

自分「靴が欲しくてさ…でもお金ないんだよね…」
他人「え!いつもお世話になってるから、買ってあげるよ!」

…という風に「靴が欲しくてさ…でもお金ないんだよね…」の部分から先の「欲しい」という欲求を見せない。(間接的に欲求を見せる。)方法を『消極的な営業』とします。「靴が欲しくてさ…でもお金ないんだよね…だからプレゼントしてよ!」はルール違反とします。

この『消極的な営業』をルールにして、他人へ自分の欲求を間接的に見せることで、100万円の『お金』を生み出すことが出来れば、言葉本体の価値(欲求を見せていない言葉の価値)を『お金の価値』つまり『金額』として換算することが出来るとします。

また、もっとわかりやすくするために、『わらしべ長者』の様な不要なモノを他人と交換して、より価値あるモノに変換することもルール違反とします。つまり、ゼロ(何もない状態)からイチ(何かある状態)にする何かを『生み出す』という手法をとります。

②検証開始

始めに『消極的な営業』を始めました。つまり、間接的に他人へ100万円相当のモノを目標にしている欲求を示したのです。「100万円を下さい!」と『積極的な営業』をせずに欲求を間接的に示すやり方は多岐に渡ります。その一つとして『欲しいモノが何なのか』という目標地点を決めることです。

検証当時、僕はカフェを起業したタイミングでした。そこで、カフェのBGMを良いモノにするという目的で欲しかったレコードプレーヤーとレコード盤、そしてスピーカーとアンプ(レコードプレーヤーにスピーカーとアンプを接続しないと音が小さくて聞こえないのです。)を目標にしました。

¥570,000程の『欲しいモノ』を決めることが出来ました。(100万円相当のモノを決めるって、難しい…)これで『欲しいモノが何なのか』という目標地点を決めたことになります。

『欲しいモノが何か』

・レコードプレーヤー ¥385,000
・レコード盤(10枚) ¥30,000
・アンプ ¥3,000
・スピーカー ¥150,000

計¥570,000

目標地点である¥570,000相当のモノを『消極的な営業』という『言葉の価値』のみで自分の手の内に納めるには、どうしたら良いのか。『積極的な営業』の逆をやればいいのです。

『積極的な営業』(直接的な欲求の提示)=「レコードプレーヤーが欲しいです!買ってください!」

『消極的な営業』(間接的な欲求の提示)=「レコードプレーヤーが無くってさ…あると嬉しいんだよね。」

そして、間接的な欲求の提示に加えて『お得感』を付け加えます。『わらしべ長者』の様な『交換』と違い『貰う』状態は、相手には何も『お得感』は無いはずです。しかし、ゼロからイチにする今回の検証に大切なのは、その無いはずの『お得感』を表現することなのです。

実際に、僕が『お得感』を表現した方法は『消極的な営業』に加えて、「君にモノを与えたら、お得な気持ちになった。」と言わせる魔法の一言でした。それが…

「レコードプレーヤーが無くってさ…あると嬉しいんだよね。」
「そのレコードプレーヤーで、お客さんに喜ばれる音楽を聞かせられるんだけど…」

…という風に『間接的な欲求の提示』に加えて『その欲求が満たされることで、未来がどうなるか』という『お得感』も相手に伝えたのです。

「レコードプレーヤーを買ってあげれば、カフェに来るお客さんの評価を、店頭に立っていないはずの自分が上げることになる」という『お得感』の演出です。(僕は、カフェを営んでいます。カフェのお客さんへレコードによる音楽を聞かせられることを今回伝えました。)

後々、聞いた話によると相手は、このセリフを聴いたタイミングでレコードプレーヤーを買うことを決意していたそうです。

③検証結果

今現在、自分のカフェにはレコードプレーヤーとレコード盤とアンプとスピーカーがあります。

『消極的な営業』(間接的な欲求の提示)をしたことで、『お得感』をもって自分に価値あるモノを他人から贈って下さったことになりました。

トータル金額は¥500,000程の物品が自分のカフェに現実に並んでいます。何もないゼロ、つまり『言葉の価値』からレコードプレーヤーという金額があるイチという『お金の価値』に交換された結果です。

『消極的な営業』という『言葉』に、『お得感』という『言葉』を付け加えただけで実に¥500,000の『お金の価値』を生み出したことには驚きです。

また、ここで新しい出来事があります。レコードプレーヤーがあることによって、お客様が貴重なレコード盤を贈って下さる事が度々、起きるのです。今となっては、ジャズやクラシック、歌謡曲など50枚を超える枚数が揃っています。(計¥150,000となります。)

残念ながら、目標の100万円という『お金の価値』を『言葉の価値』のみで生み出すことは出来なかったのですが、それでも近い金額を『言葉』のみで得たことが結果となりました。

④反省点として

今回の検証結果で、目標にしていた金額100万円を生み出すことは出来なかった。しかし、『欲しいモノ』を手に入れることが出来た。

目標金額である100万円を生み出すことが出来なかった反省点として、二つの目標を設定してしまったのが反省点ではないかと思います。『100万円を生み出したい』と『欲しいモノ』という目標地点が二つあることで、『消極的な営業』を行った相手側が混乱してしまったことが『100万円を生み出したい』という目標を達成できなかった理由です。

しかし、『言葉の価値』を『お金の価値』に交換出来たという、ゼロからイチにする結果が生まれました。

■まとめ

『言葉の価値』を見出そうとして、『言葉』を『お金』にする検証を行いました。今回の検証で『言葉』という金額が無いモノから、『お金』という金額のあるモノへと昇華出来た結果が生まれました。目標にしていた100万円という金額には届かなかったものの、『言葉の価値』に見立てた『消極的な営業』の金額は¥650,000にまで上りました。

『言葉の価値』には『お金の価値』がある。しかも、¥650,000という莫大な値段です。そして、何もないゼロという地点から、何かあるイチの地点に『生み出す』という事が出来るツールが『言葉の価値』本体であるとも見えます。

『言葉』とは金額をもっているモノであり、『無』から『有』にするチカラを持っているモノであることも証明されました。

もっと突き詰めれば、『消極的な営業』に付け加えていた相手をいい気分にする『お得感』を演出する『言葉』が価値を生み出すのかもしれません。

反対に、悪口や後ろ向きな言葉を表に出す行為には、価値は果たしてあるのでしょうか。悪口の検証はしたくはありません。結果は負債となって(マイナスとなって)戻ってくるからです。そう信じています。


参考リンク・文献


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こんにちは!僕のポッドキャストの使い方は自分の「○○したい」を表現する場所として使っています。

「やってみたい」という考えは、誰しもが持っている欲求だと思っています。それでも大体は挫折したり、時間が無くて諦めたり、様々な障害が自分の欲求を遮ります。

僕には挫折した「やってみたい」がたくさんありました。「あの時、こんなことをやり遂げればよかった」なんて思い出は数知れないのです。

「やってみたい」は言わば「夢」や「目標」です。そうです。数知れないくらいの「夢」や「目標」を声にも出せずに諦めてきた人生でした。

「夢」や「目標」になるはずの「○○したい」という「アイデア」を表現していくという「目標」を持っています。

これからは、そんな「夢」や「目標」を声に出す事を、とりあえずの「目標」にしたい。そこでFullcity ポッドキャストで自分の考えている「夢」や「目標」を表現していきたいと思っています。

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ポッドキャストの名前は「Fullcity ポッドキャスト」です。Fullcity(中深煎り)の様に深くて香り高いトークを繰り広げる舞台は当サイトとSpotifyApplePodcastです。

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