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Podcast228 君は嫌いな人はいるかね。
君に嫌いな人はいると思う。人生がまだ短い者、すでに長い者、すべての人に嫌いな人はいると思う。もう一度、一応問おう。君は嫌いな人はいるかね。
僕は大いにいる。特に人と接することが多いカフェを営む仕事をしていれば、よくあることだ。実際、カフェを営み始めたタイミングで他店の喫茶店のマスターから「君のコーヒーはまずい」とか「カフェの雰囲気が嫌い」などイチャモンをつけられたことはあった。そこでそのマスターのことを嫌いになっていないと言ったらウソだ。嘘になる。
特には…どう思っているかね。つまり、君が嫌いな人と対峙したタイミングでその相手のことをどう思っているかだ。平常心で見てみないふりかな?それとも、対立するかい?
平常心で相手と対話は素晴らしい。実に大人の振舞い方だ。もしかしたら、嫌っている自分と嫌われている相手の気持ちが露出して、これから改善していかなければいけないことや目標が明確になるかもしれない。
嫌いな相手と対立することも素晴らしいことだ。自分のストレスとなる事象から遠ざかることができる。
僕は平常心で嫌いな相手と話し合うことも、嫌いな相手と対立することはお勧めしない。100パーセント僕が相手を嫌っていることが確立しているから。「嫌い」という気持ちは謝られたって覆らないものだ。それはみんなもよく知っているだろう?嫌う理由が十分で嫌われる理由が十分なら、それを改善しようなんて誰も思わない。
僕はそんな改善する時間が面倒くさい。嫌いなら遠ざけて、嫌われているなら拒絶して…。
気づいているかな、相手を遠ざけて、拒絶しているはずなのに、相手を意識してしまっていることを。僕はいつもそうだ。嫌いな相手をずっと、ずっと、ずっと憎み苛立ち、意識してしまっている。君はどうなんだろうか。すっきり嫌いな相手の存在を消し去ることはできているのだろうか。僕は否だと思う。
否ならどうしようか。僕は生きることを選択するよ。嫌いな相手より生きる。嫌いな相手を意識している時間は苦痛だ。正直きつい。苦痛な時間を過ごすのはとても苦痛なことだ。だから、嫌いな相手よりも少しでも長く生きようと思う。その少しの時間が君と僕の苦痛ではない居場所だ。