一分声劇台本:買う-カウ-
「買う」が最も一般的に用いられる。また、「熱意を買う」「人柄を買う」のように、評価する意や、「恨みを買う」「歓心を買う」のように、相手のある感情を誘い出す意、「世話を買って出る」「喧嘩(けんか)を買う」のように、進んで引き受ける意もある。
- 一分声劇台本
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- 商用利用可能(さまざまな場面でご使用ください。)
○君は買い物をするときに、どんな物を買う?
×品質のいい物を買いますかね。
○それは間違いだ。
君は無意識に「いい物」を知る機会なんて無いのだから。
×それでは、この前買ったハンバーガーは「わるい物」何ですか?
○いいや、違う。
一つ忘れていることが君にはある。
「その商品を知っていた」という事実だ。
×知っていたから買った訳ですか?
○左様。君はみんなより「いい物」を買いたいと、
世間から一歩前に踏み出せば踏み出す程、
その「世間」の「みんな」に縛られる。
人は「みんなが知っている物」を買うんだ。
こんなに熱弁しているのに、無名の詩人の私の言葉なんか聞きもしないだろう?
詩から声劇台本を考える
声劇台本を作成する前にまず詩を考えます。今回の声劇台本のもとになった詩をご紹介します。
人は「いいモノ」を買うんじゃない
「みんなが知っているモノ」を買うんだ
声劇台本を書くにあたって参考にした書籍
僕が作成した声劇台本にはインスピレーションを受けた事象や書籍があります。それらの書籍を簡単にですが、ご紹介します。