二人声劇台本:試練-シレン-
実力・決心・信仰の程度をきびしくためすこと。また、その時の苦難。
- 二人声劇台本
- 5分読了
- 商用利用可能(さまざまな場面でご使用ください。)
○君をいつも見てるよ。
×俺はお前を見ないようにしてるんだけど
○君の泣いた顔が好きだよ。
×俺もお前の残念がる顔が好きだよ。
○今日は孤独にさせてあげるね。
×みんなと一緒に居て不信感を感じるのは、お前のせいだったのか
○明日は苦痛に感じさせてあげるね。
×独りぼっちを快適にさせないのは、お前のせいか。
○明後日は不安にさせてあげるね。
×このままでいいのかって感じさせるのは、お前のせいか。
○明々後日は後悔させてあげるね。
×過去を見させるのは、お前のせいか。
○全部、僕が君に見せている焦燥感だよ。
君が泣いている顔、好きだな。
僕と一緒に、これからも暮らして行こう。
×お前はそこで見てろ。
孤独も苦痛も不安も後悔も、お前が作り出したものかもしれない。
けど、全部俺のものだ。
焦燥感に駆られるのも、全部、俺が此の先会うはずの幸福感を探すチャンスだ。
全部、俺のものだ。泣いてる顔も全部、俺のものだ。
勿体なくて、お前なんかにやれるもんか。
詩から声劇台本を考える
声劇台本を作成する前にまず詩を考えます。今回の声劇台本のもとになった詩をご紹介します。
全部俺のものだ。
孤独も苦痛も
不安も後悔も
もったいなくてお前なんかにやれるもんか。
声劇台本を書くにあたって参考にした書籍
僕が作成した声劇台本にはインスピレーションを受けた事象や書籍があります。それらの書籍を簡単にですが、ご紹介します。